奄美の里・イベント情報
2011年07月04日
輪廻転生
奄美の里の庭園にある森の中で樹木が朽ちて土に還ろうとしている。
ゆっくりと時間かけて豊かな土壌をつくり、鳥たちがはこんだ種子から芽が出て新しい命が生まれる。
朽ちていくということは、新しものが生まれると言う事かもしれない。
虫がいて、鳥がいて、動物がいて、そして同じように人間がいる。
森の中には小さな宇宙があるようだ。
英国では落葉樹のあるところで散歩をするのが免疫改善の効果があり健康によいとされている。
時間をかけて積み重なった森だからこそ、人は癒される。
森を歩いていたらこんな言葉が浮かんでくる。
ロハス 人の健康と地球環境を意識したライフスタイル。
スローライフ 自然と調和したゆったりとした時間の流れを楽しむ生活スタイル。
もしかしたら私たちは急ぎすぎているのかも知れない。

奄美の里庭園にて
∞
ゆっくりと時間かけて豊かな土壌をつくり、鳥たちがはこんだ種子から芽が出て新しい命が生まれる。
朽ちていくということは、新しものが生まれると言う事かもしれない。
虫がいて、鳥がいて、動物がいて、そして同じように人間がいる。
森の中には小さな宇宙があるようだ。
英国では落葉樹のあるところで散歩をするのが免疫改善の効果があり健康によいとされている。
時間をかけて積み重なった森だからこそ、人は癒される。
森を歩いていたらこんな言葉が浮かんでくる。
ロハス 人の健康と地球環境を意識したライフスタイル。
スローライフ 自然と調和したゆったりとした時間の流れを楽しむ生活スタイル。
もしかしたら私たちは急ぎすぎているのかも知れない。
奄美の里庭園にて
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2011年06月11日
入梅
6月11日は入梅ですね。
気象庁の梅雨入り(入梅)はもう随分前に発表されたのですが、暦の上では今日が入梅です。
連日雨が続き過ごしにくい季節ですが、これを楽しんでしまいましょう。
小雨になったら、少し外を覗いてみてください。
あじさいが雨の雫に濡れながら綺麗に色づいていませんか?
睡蓮がたっぷり水の張った池で花を咲かせていませんか?
春に芽吹いた緑がたくさんの水を吸い上げて青々と茂っていませんか?
この季節にだけ感じられる、天からの恵みを楽しみましょう。

奄美の里庭園にて
∞
気象庁の梅雨入り(入梅)はもう随分前に発表されたのですが、暦の上では今日が入梅です。
連日雨が続き過ごしにくい季節ですが、これを楽しんでしまいましょう。
小雨になったら、少し外を覗いてみてください。
あじさいが雨の雫に濡れながら綺麗に色づいていませんか?
睡蓮がたっぷり水の張った池で花を咲かせていませんか?
春に芽吹いた緑がたくさんの水を吸い上げて青々と茂っていませんか?
この季節にだけ感じられる、天からの恵みを楽しみましょう。

奄美の里庭園にて
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2011年05月18日
織り子
楽しくてやめられない、と笑いあう仲間たち。
昔の話を聞いていると、30年織り続けている人が言われている「あんたその時いたっけ?」
ここでどれほどの時間が流れてきたんだろう。
糸は1つの模様に対して2反分渡される。
糸のままではどんなものになるのかは分からない。織りはじめたら浮かび上がってくる。
模様がでてきたときは嬉しいよ。織りあがったときも嬉しいよ。
慣れたころに糸は終わる。
そして、また新しい糸がやってくる。
はじめての模様との出会い。
模様が変わると要領も変わり、いつになっても慣れるものではないらしい。
『 2反 織ったら 新人よ 』
楽しそうに笑った。
カタン カタン。 心地よく響く乾いた音の中に、ギーと不自然な音が混ざる。
油をささんといけんね。 大事そうに古い扇風機に語りかけていた。
今年も暑い夏がやってくる。

奄美の里見学工場内にて
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昔の話を聞いていると、30年織り続けている人が言われている「あんたその時いたっけ?」
ここでどれほどの時間が流れてきたんだろう。
糸は1つの模様に対して2反分渡される。
糸のままではどんなものになるのかは分からない。織りはじめたら浮かび上がってくる。
模様がでてきたときは嬉しいよ。織りあがったときも嬉しいよ。
慣れたころに糸は終わる。
そして、また新しい糸がやってくる。
はじめての模様との出会い。
模様が変わると要領も変わり、いつになっても慣れるものではないらしい。
『 2反 織ったら 新人よ 』
楽しそうに笑った。
カタン カタン。 心地よく響く乾いた音の中に、ギーと不自然な音が混ざる。
油をささんといけんね。 大事そうに古い扇風機に語りかけていた。
今年も暑い夏がやってくる。
奄美の里見学工場内にて
∞
2011年05月15日
車輪梅
今でこそ、その清楚なたたずまいを好んで観賞用に植えられたり、生け垣にしたりしていろんな所で見ることができます。
大島紬を作る際に使われる車輪梅(テーチ木)
奄美から移り住んだ先人が、この花を鹿児島で見つけたとき小躍りするぐらい喜んだのははるか遠い昔のお話。
奄美の里の庭園に、五月のさわやかな風の中、白い花がゆれています。
奄美の里庭園にて
∞
大島紬を作る際に使われる車輪梅(テーチ木)
奄美から移り住んだ先人が、この花を鹿児島で見つけたとき小躍りするぐらい喜んだのははるか遠い昔のお話。
奄美の里の庭園に、五月のさわやかな風の中、白い花がゆれています。
奄美の里庭園にて
∞
2009年05月01日
呑酒十徳
とある焼酎メーカーのブログに面白い記事を見つけました。
そのメーカーが目指したい焼酎造りの原点として、江戸時代の随筆等を集めた「百家説林ひゃっかせつりん」にある呑酒十徳が紹介されていました。
一、 礼を正し
二、 労をいとい
三、 憂いを忘れ
四、 鬱(うつ)をひらき
五、 気をめぐらし
六、 病をさけ
七、 毒を消し
八、 人と親しみ
九、 縁を結び
十、 人寿を延ぶ
その心意気は多いに良しとすべきところですが、季節はまさに花見の真最中。
今年は桜の開花がどこも一週間から十日ほど早かったような気がして、
あわててお花見を前々に持ってこられた、お客様も多かったのではないかと思います。
花冷えの中、屋外で呑む熱燗の焼酎は格段においしいものがあります。
満面の笑みをたたえて千鳥足で焼酎を注ぎ回る姿を見たり,
あちこちから聞こえるカラオケを聞きながら、何故かこの呑酒十徳の言葉を想いだしました。
昔の日本人はなんと行儀が良かったのか?
いや逆に今の我我と余り変わらず花見にかこつけて酔い潰れてしまうのが、多かったからこんな言葉が生れたのか?
本当はどちらだったのだろう。
案外後者かもしれないなと思いながら、酔い覚ましに歩いて家路に着く事でした。

そのメーカーが目指したい焼酎造りの原点として、江戸時代の随筆等を集めた「百家説林ひゃっかせつりん」にある呑酒十徳が紹介されていました。
一、 礼を正し
二、 労をいとい
三、 憂いを忘れ
四、 鬱(うつ)をひらき
五、 気をめぐらし
六、 病をさけ
七、 毒を消し
八、 人と親しみ
九、 縁を結び
十、 人寿を延ぶ
その心意気は多いに良しとすべきところですが、季節はまさに花見の真最中。
今年は桜の開花がどこも一週間から十日ほど早かったような気がして、
あわててお花見を前々に持ってこられた、お客様も多かったのではないかと思います。
花冷えの中、屋外で呑む熱燗の焼酎は格段においしいものがあります。
満面の笑みをたたえて千鳥足で焼酎を注ぎ回る姿を見たり,
あちこちから聞こえるカラオケを聞きながら、何故かこの呑酒十徳の言葉を想いだしました。
昔の日本人はなんと行儀が良かったのか?
いや逆に今の我我と余り変わらず花見にかこつけて酔い潰れてしまうのが、多かったからこんな言葉が生れたのか?
本当はどちらだったのだろう。
案外後者かもしれないなと思いながら、酔い覚ましに歩いて家路に着く事でした。
